実践レポート
「ネットモラルけんてい」や情報モラルの授業を実践された先生方から寄せられた子どもたちの反応やご意見やご感想などを掲載しています。身につけておきたいネットモラルをおさえられる
愛知県春日井市立味美中学校 青山 陽介 先生
実施学年: 中学校1年 実施レベル:
- 生徒が知っている事例もあれば、初めて聞く事例もあり、驚く生徒も多くいた。
- パブリシティ権やオンライン・トラスト・マークなど聞き慣れない権利や用語について興味をしめしていた。
- 著作権関係の問題については、わかっているようでわかっていない生徒が多くいた。どんな場合が違反しているのか、たくさんのケーススタディがあると良い。
- ネットモラルについては、インターネットを使った新たなサービスができる度に、そのサービスを悪用した問題が発生するので、この「ネットモラルけんてい」の問題も毎年内容を見直していく必要があると感じた。
- 中学校の技術の授業や道徳の授業で使用するには、もうすこし多くのレベルがあるとよいと思った。
- スマートフォンの普及により、生徒がSNSやオンラインゲーム関係の話をしているのをよく耳にする。重点的にその周辺のネットモラルを教えたい。
- 身につけさせたいネットモラルを幅広くおさえることができる。
自己採点で学習を振り返ることができました
岐阜県揖斐川町立揖斐小学校 横山 隆光 校長先生
実施学年: 小学校1~6年 実施レベル:
- 子どもは、検定実施後、自己採点して、教師が解説したので、自分の学習を振り返り、復習することができた。
- 教師は、情報モラルの学習が、どの程度定着したのかを客観的に確認できた。
- 検定実施後、教師間で各学級の様子を交流できたので、情報モラルの学習の進め方の参考になった。
- 検定問題は、子どもの発達段階に応じて、適切な内容だった。
- 定期的に検定を実施したいので、検定問題数をもっと増やす必要がある。
手軽な教材を目指してブラッシュアップしてほしい
愛知県春日井市立神屋小学校 加藤 拓由 先生
実施学年: 小学校6年 実施レベル:
「ネットモラルけんてい」は、実態を把握したうえでポイントを絞った授業が行える良さがありました。また、付属のビデオ教材を活用すれば簡単に指導ができる点が優れていると思います。時間の確保が難しい中、どのように指導する時間を生み出すかが今後の課題です。これからも手軽な教材を目指してブラッシュアップしてほしいと思います。
知識を把握する目的で実施しました
広島県 T先生
実施学年: 小学校5年 実施レベル:
ネットモラルについてあまり学習していないこともあって、子どもたちにどれくらい知識があるのかを把握する目的で実施しました。子どもたちは、テスト直後から結果を気にしたり、言葉の意味を聞いてきたりしてきました。気になる内容だったようです。結果を基にこれからの学習について考えていきたいと思っています。
問題の内容については、いい問題になっていると思いました。この検定を読むだけでも、勉強になるようにも感じました。ありがとうございました。
問題の内容については、いい問題になっていると思いました。この検定を読むだけでも、勉強になるようにも感じました。ありがとうございました。
大半の児童が80点以上をとりました
神奈川県厚木立清水小学校 仲矢 理絵 先生
実施学年: 小学校3年 実施レベル:
大半の児童が80点以上をとりました。1つのレベルに、メール、インターネット掲示板、パスワードなど多岐に渡る分野が用意されているので、今回の「ひよこ」「たまご」など難易度のグレードもいいなと思いました。
「メール編」「著作権編」など、の分類の検定もあればいいなと思いました。
「メール編」「著作権編」など、の分類の検定もあればいいなと思いました。