実践レポート
「ネットモラルけんてい」や情報モラルの授業を実践された先生方から寄せられた子どもたちの反応やご意見やご感想などを掲載しています。学級・学年の傾向・指導が必要な事項が把握できてよかった
愛知県 H先生
実施対象: 小学校5、6年 実施レベル:
- 検定を、学級で一斉にコンピュータ取り組んだ時に、自動的にクラス集計が出るようなシステムが入っているといいです。
- 学級・学年の傾向・指導が必要な事項が把握できてよかったです。さらに、指導な必要な事柄を、すぐにネットモラルの教材で指導できるところがいいです。
- 普及している情報機器が、ものすごいスピードで変化しています。それにあわせて、教材の内容やアンケート内容も改訂していく必要があると思います。(スマートフォンに関すること、アプリに関すること 等々)
- 学年に複数のレベルがある(5・6年:かに、とびうお、いるか)この3つの違いがよくわかりません。(レベルが違うのか。特にレベルの違いがないのか。)
- 児童は、興味深く取り組みました。
真剣に取り組んでいました
富山県氷見市立明和小学校 表 克昌 先生
実施対象: 小学校6年 実施レベル:
子どもたちは、真剣に取り組んでいました。
時折、選択肢におもしろい答えがあり、うけていました。
問題とクリップ、授業がリンクしている点がとてもすばらしいと感じました。検定ですので、クリアした子どもたちに認定証を渡したい気持ちになりました
時折、選択肢におもしろい答えがあり、うけていました。
問題とクリップ、授業がリンクしている点がとてもすばらしいと感じました。検定ですので、クリアした子どもたちに認定証を渡したい気持ちになりました
もっとやりたいという声が聞こえました
静岡県 Y先生
実施対象: 小学校3年 実施レベル:
- 子どもの反応
-
- 楽しそうに取り組んでいました。
- 知らない言葉や聞きなれない言葉があるときは,選択肢を選べず,質問する子どももいました。
- もっとやりたいという声が聞こえました。
- 感想
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- 解説を読むと,自分も「そうなんだ」と思いました。知らないことだらけでした。
- 冊子になっているので,時間があるときに何気なく読むことができます。
- 解説を読むことで,何を教えたらいいのかが分かりました。自分が勉強しないといけないと思いました。
- 掲示板を使ったことがない子どもが多いので,問題を解いているとき,どんなふうに説明すればいいのかと悩みました。
たいへん参考になりました
北海道札幌市立山の手南小学校 菅野 牧子 先生
実施対象: 小学校6年 実施レベル:
子どもたちは、楽しみながら取り組んでいました。
一番、間違いが多かったのが「著作権」に関する問題でした。
子どもたちは、答え合わせをしながら、「えっ、そうだったんだ。」とつぶやいていました。と、同時に、こちらで指導していないことや、指導しきれていないことに気づきました。
ネットモラル教材の、何番に取り組めばいいのかを示していただいているので、今後の指導計画を立てる際に、たいへん参考になりました。保護者の方にも、同じものをやっていただく機会があってもいいかなと思いました。
一番、間違いが多かったのが「著作権」に関する問題でした。
子どもたちは、答え合わせをしながら、「えっ、そうだったんだ。」とつぶやいていました。と、同時に、こちらで指導していないことや、指導しきれていないことに気づきました。
ネットモラル教材の、何番に取り組めばいいのかを示していただいているので、今後の指導計画を立てる際に、たいへん参考になりました。保護者の方にも、同じものをやっていただく機会があってもいいかなと思いました。
しっかり教えることの重要性を感じました
静岡県静岡市立清水高部東小学校 後藤 綾子 先生
実施対象: 小学校6年 実施レベル:
- 電子掲示板がどんなものかわからない子が多かったです。
そのため、「いい情報をくれる人にはメールでお礼を言う。」や「親切な人なら実際に会った方がよい。」などという回答もあり、不安を感じました。実際、オンラインゲームで知らない人と会話をしたことがある子も結構います。利用するときのルールなどをしっかり指導する必要性を感じました。 - 著作権の授業は今までやってきましたが、パスワードやホームページのこと、プロフなどには触れたことがありませんでした。子どもたちが迷う様子を見て、きちんと教えるべきことだと感じました。
- まだケータイをもっていなかったり、メールをやったことがなかったりでぴんとこない子も多かったようですが、持ってからではなくその前にルールやマナーについて指導したいと思いました。
- 動画投稿サイトを見ている子が結構いることがわかりました。しかし、どんなものならのせてもいいのかということがわかっていない子がいることもわかりました。
- 子どもたちは「簡単だった。」と言うわりにミスがあり、しっかり教えることの重要性を感じました。
保護者にも様子を伝えていきます。
ゲームサイトについての問題を5・6年のほうにもほしいと感じました。
これからの研修でも活用していきたい
鳥取県教育センター 情報教育課 黒岩 健太郎 研修主事
実施対象: 中学校10年経験者 実施レベル:
研修で「ネットモラルけんてい」を先生方に体験していただいたところ、ご自身の解答が間違っておられ、情報モラルについて自分自身が勉強していかなければならないという気持ちになっていただけました。
また、短時間で実施できるので、生徒にやらせてみたいという感想も何人からかいただきました。
先生方に情報モラルを意識していただくときに簡単に取り組め、効果的であったので、これからの研修でも活用していきたいと感じました。
また、短時間で実施できるので、生徒にやらせてみたいという感想も何人からかいただきました。
先生方に情報モラルを意識していただくときに簡単に取り組め、効果的であったので、これからの研修でも活用していきたいと感じました。
これから何度か使用したいので、バリエーションが増えるとありがたいです。
楽しみながら取り組めました
東京都稲城市立長峰小学校 土方 奈緒美 先生
実施学年: 小学校3年 実施レベル:
てんとうむしは、子ども達もやりやすかったようで、楽しみながら取り組めました。
ひよこは、てんとうむしで行った内容と似通っている部分もあり、一度まちがえてしまった子も、説明を聞いていたため、同じ間違いをする子は少ないようでした。
「掲示板ってなんですか?」「パスワードってなんですか?」という質問が一番多かったです。設問の答えになってしまうので、答えられませんでしたが、どのクラスも同様だったようです。子どもには、なじみがまだ少ないように思いました。
ひよこは、てんとうむしで行った内容と似通っている部分もあり、一度まちがえてしまった子も、説明を聞いていたため、同じ間違いをする子は少ないようでした。
「掲示板ってなんですか?」「パスワードってなんですか?」という質問が一番多かったです。設問の答えになってしまうので、答えられませんでしたが、どのクラスも同様だったようです。子どもには、なじみがまだ少ないように思いました。
肖像権や著作権については、3年生という調べ学習を始める入門時期にはよかったと思います。今後、指導していく際の基準になりました。
短時間で取り組めた
富山県滑川市立西部小学校 此川 美奈代 先生
実施学年: 小学校6年 実施レベル:
今回は、貴重な機会をいただきありがとうございました。「けんてい」をすることで学習になり、実態もよく分かりました。ありがとうございました。
- 検定を受けること自体が学習になり、短時間に取り組めることが大変よかった。
- どの分野の問題が弱いのか、実態を知ることができ役立った。
- 解説もあるので、同じ学年の先生に頼みやすかった。
- 子どもが自信をもって答えられるレベルから、少し上のレベル準備されておりよかった。
- かに、とびうお など、レベルの見方が最初分からなかったですが、目次を見て分かった。
細かいことですが、空欄に丸を書くことに慣れておらず、(ア)~(エ)の記号に丸を付ける形が慣れており、自分で丸を付けさせるのにもスムーズにいくように思いました。
良い点と悪い点、ルールやマナーはきちんと指導していきたい
愛知県春日井市立神屋小学校 田中 裕子 先生
実施学年: 小学校5、6年 実施レベル:
予想以上にオンラインゲームの体験があるが、その割に知識が乏しいことが分りました。また、自分自身子どもに伝えられなかったところはどこなのかが確認できました。
情報モラル教育は、各学年の発達段階や地域性などを鑑みて、指導内容を工夫する必要があると思いました。子どもたちにとってケータイやネットは、今後ますます身近なものになるので、良い点と悪い点、ルールやマナーはきちんと指導していきたいと思います。
情報モラル教育は、各学年の発達段階や地域性などを鑑みて、指導内容を工夫する必要があると思いました。子どもたちにとってケータイやネットは、今後ますます身近なものになるので、良い点と悪い点、ルールやマナーはきちんと指導していきたいと思います。